通級利用者も増えていますが子どもを伸ばす最適な環境の選択が大事です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
ほとんどの小中学校には特別支援学級があり、
在籍児童は年々増加傾向にあるといいます。
また、普通学級に籍をおいて通級を利用する子も
増えています。
通級制度は、発達障害の診断がなくても
通えることが多く利用者も増えています。
しかし、困り感の多い子は通級の時間が
安心できて落ち着ける時間になるようですが、
困り感の少ない子などでは、学年が上がってくると
支援学級に通うことを疑問視し始めたり嫌がったり
することもあるようです。
ただ、支援の有無で学校生活の過ごしやすさが大きく
変わってくるものでもあるので、子ども本人にとって
一番良いと思われる環境をいつも考えながら
選択していくことが大切になります。
放課後等デイサービスも、診断の有無に関わらず
通うことができる施設です。
1人1人のニーズに合った療育活動を大事にし、
子ども達を伸ばしていきたいと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービス教室で
提供している運動療育プログラムの中から
「まねっこ遊び」をご紹介します。
指導者の言葉と動きをマネして遊びます。
例えば指導者が「頭」といって頭を触ったら、
子ども達も「頭」と言いながら頭を触ります。
「お腹」や「ひざ」など体のいろいろな部位で
やってみてください。
動作だけをマネするのではなく
言葉を発しながら体を動かすのがポイントで、
そうすることで言葉を理解する力や相手の言葉を
聞く力が育ってきます。
遊びながら、相手の言葉を聞く練習ができる遊びです。
また、友達の前で声を発するのが苦手な子も、
みんなで大きな声を発するのを繰り返すうちに
友達の前で声を出すことへの抵抗がなくなってくることが
あります。
そして、そこから自分の気持ちを言葉にして伝えることにも
つながってくるので、1人1人の課題や特性などに
合わせながら遊びをアレンジして提供してみてください。