読み書きが苦手なLDでは文字の認識がしにくいので理解が必要です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
LD(学習障害)の中で、文字の読み書きが苦手な子ども達は、
ひらがなやカタカナの似たような形の字が区別できない、
単語を一まとまりとして認識できない、
飛ばし読みをしてしまう、
鏡文字になる、助詞の使い方がわからない
など、文字を読み書きする上での様々な困難があります。
そもそも文字を見る時に二重に見えたり、
裏返しに見えたりして文字を正確に捉えることが苦手なので、
それを理解してあげることが重要です。
また、無理に教え込むのではなく他の方法を考えたり
得意な面を積極的に伸ばすことも大事になります。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「さつまいもでメダル運び」をご紹介します。
子ども達は2人ペアになり、向かい合ってうつ伏せになります。
2人の間には直径30cmほどのフープを置き、
両手を伸ばして一緒に持ちます。
2人でしっかりフープを握ったら、両足をくっつけて、
さつまいもでごろごろ一緒に転がっていきます。
フープを指定の位置まで運べたら成功です。
2人で転がるスピードを合わせることが大事なので、
ゆっくりで良いのでお互いに相手の動きを意識しながら
転がれるように促しましょう。