学習障害, 運動療育・運動遊び

苦手の理由を見極め1人1人に最適な療育を提供していきましょう。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

学習障害(LD)は、「読む」「書く」「聞く」「話す」
「計算する」「推論する」の1つまたは複数の分野での
困難さがある発達障害です。
脳機能の偏りによって起こるとされていますが、
同じ「読めない」という症状でも
視線のスムーズな移動が苦手な場合や
文字が歪んだり二重に見えるなどの見え方が原因の場合、
感覚過敏で白い教科書がまぶしくて読めない場合など、
人によって苦手の原因や理由は異なります。

まずは子どもをよく観察し、どこがどんな風に苦手で
その理由はどこにあるのかというところを
見極めることが大事になります。
そして、やり方を工夫したり環境を調整したり、
現在は学習障害のある子ども達をサポートするための
ツールも様々な物があるので、
うまく活用しながらその子にとって最適な方法を
見つけてあげることが大切です。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで
提供している運動療育プログラムから
「棒くぐり」をご紹介します。

棒や縄を使って、低めの罠を作ります。
子どもはその下を、うつ伏せで這って歩くワニ歩きで
くぐっていきます。
くぐる時、体が罠に当たらないように気を付けます。

ワニ歩きのポイントに気を付けながら、
罠に当たらないように体の背面の見えない部分にも
しっかりと意識を行き届かせることが大事です。
これがうまくできるようになると
ボディイメージも育つので、様々な動きの上達にも
つながっていきます。

罠の高さを低くしたり、数を増やしたり、
他の動作と組み合わせたりしながら
上達を目指して楽しく遊んでみてください。

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発達支援に特化した放課後等デイサービスを全国190教室以上展開する「こどもプラス本部」は、筑波大学大学院博士課程修了・柳澤弘樹博士(体育科学)の研究成果を基に設立されました。
身体活動と脳機能に関する研究を行い、発達障がいのお子様向けの運動プログラム開発に貢献しています。

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発達障がいのお子様向け放課後等デイサービス・児童発達支援 - こどもプラス
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