運動療育・運動遊び, 障がい者支援(接し方・教育を含む)

早期療育で社会で生きていくために必要なスキルを育てましょう。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

発達障害を持つ子ども達の中には、社会の中で人と
関わりながら生きていくことに困難さを感じている
子どもがとても多く、支援を必要としています。

例えば
人とコミュニケーションをとること、
人の指示を理解、判断して行動すること、
自分の行動や感情をコントロールすること
などが苦手だったり、
得意なことと苦手なことの差や偏りが大きい場合、
その子ごとに合わせた支援やトレーニングが必要です。

できるだけ早い時期から療育などで対応を
始めてあげることで、子ども達の感じる生き辛さには
大きく違いが出てくるので、早期の療育支援で
将来につながるサポートをしていきましょう。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で
提供している運動療育プログラムから
「平均台 途中でじゃんけん」をご紹介します。

子どもを2つのチームに分け、平均台の両端に分かれて
並んでもらいます。
それぞれの先頭の子は平均台に乗り、
スタートの合図で真ん中に向かって進み、
出会ったところでじゃんけんをします。
負けた子は降りて自分のチームの後ろに並び、
勝った子はそのまま次の子とじゃんけんをします。

最終的に5回連続で勝った方のチームが勝ちです。
よくあるルールでは、勝った子がどんどん前に進んでいって
相手チームの方まで渡りきったら勝ちというやり方が
ありますが、これだと急いで危なかったり
友達を押してしまったりしやすいので、
回数で勝ち負けを決めます。

ルールの理解や相手とじゃんけんのタイミングを合わせること、
勝ち負けを経験することやその感情を友達と共有するといった
体験を通して、社会性を高めていくことにつながるので
子ども達に合わせたルール設定やアレンジで
楽しく提供してみてください。