子どもの将来を見つめ今必要な支援を行うことが大切です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達に遅れがあり療育を受けている子が
小学校に入学する時期になると、多くの親御さんは
普通学級に入れるか、特別支援学級に入れるか、
通級にするか、とても悩まれると思います。
一番大事なことは、子どもの現時点の状態を正確に
把握し、それに合った環境を用意してあげることです。
無理をして普通学級に入れるのも、
心配しすぎて支援学級に入れるのも危険です。
また、感覚過敏の特性を持つ子ども達も多いので、
音楽や図工の授業についても考える必要があり、
運動が苦手な子には、体育も負担になるので
工夫した指導が必要になってきます。
現在の状態を把握した上での選択、
そして目先のことだけでなく5年先や10年先の
子どもの姿を想像しながら支援していくことが大切です。
こどもプラスの教室でも、子ども達の将来につながる
療育を提供していきましょう。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービス教室で
提供している運動療育プログラムから
「コウモリでなぞなぞゲーム」をご紹介します。
子どもが鉄棒でコウモリの姿勢になったら、
なぞなぞを出します。
子どもは逆さまの状態でなぞなぞに答えます。
1つ答えられたら次は2つ、3つとしていきますが、
あまり長時間ぶら下がっていると危ないので
時間を見て行うようにします。
なぞなぞ以外にも、〇×ゲームやシルエットクイズなど
子どもに合わせて行ってみてください。
ぶら下がりを維持しながら、逆さまの世界の中で
出されるなぞなぞをよく聞いて判断し、
答えを考え出すという動作は、意外と複雑です。
最初は簡単な質問だけでも良いので、
無理なく楽しめることを大事にして遊びましょう。