新しいことが苦手なASDには楽しい療育活動が大切です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
発達障害の子ども達は関心を持つ世界が狭く、
新しいことや、今までと状況が変わることがとても苦手です。
いろいろと環境が変わるこの時期は
子ども達も敏感になっているので、
楽しい活動で成功体験を増やすことを積み重ね、
自信をつけていけるように心がけましょう。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「ポイントジャンプ」をご紹介します。
ダンボールやヨガマットなどをA4サイズくらいに切って、
乗っても滑らないようにします。
それを石に見立てて、床にランダムに配置します。
子ども達は足を閉じたカンガルーに変身し、
石の上だけをジャンプして渡っていきます。
石から落ちないように気をつけながら、
足音を立てない静かなジャンプを心がけます。
石と石の距離がランダムなことで、
跳ぶ前に石との距離を測り、ジャンプの大きさや
力の入れ具合を計算することが必要になります。
また、どのコースを進んでいけば早く渡れるかや、
着地した後次のジャンプに素早く移行するためには
どんな姿勢が良いかなどを、
毎回頭の中でシュミレーションすることができます。
慣れてきたら色をつけた石を使って
乗っていい色や乗ってはいけない色を指定しながら
さらに頭を使って遊べるようにしていきましょう。