発達障害による症状は厳しい躾や叱ることでは治りません。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
ADHDなど発達障害がある子は、小さい頃から怒られたり
注意を受ける経験が多く、それが重なることで
「自分はダメな人間なんだ」と思い込み、二次障害に
つながりやすくなります。
また、母親に怒られ続けることで信頼関係が築けなくなり、
反抗期になって手がつけられなくなるというケースもあります。
発達障害による特性は、厳しくしつけたり叱ったりすることで
治るものではありません。
まずは信頼関係をしっかりと築き、療育的な支援によって
症状の改善、特性への対応法などをみつけていくことが大切です。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「足抜き回りで空中静止」をご紹介します。
まず、鉄棒で逆さまにぶら下がる「コウモリ」になります。
そこから両足を鉄棒から離し、まっすぐ伸ばし体をくの字にして
空中で静止します。
最も必要になる力は逆さ感覚です。
逆さ感覚がまだ身についていない子は、逆さにぶら下がった状態で
体を操作をすることが難しいだけでなく、
怖くてとっさに手を離してしまうことがあり危険です。
手を握ったり背中を支える補助を行ってあげてください。
逆さ感覚やバランス感覚を遊びの中でしっかりと養い、
自信をつけながら次のステップにつなげていきましょう。