発達障害の子ども達の多くはマルチタスクが苦手です。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

ASD(自閉症スペクトラム)やADHDといった発達障害の
特性を持つ子ども達は、マルチタスクが苦手な傾向にあります。
ながら作業ができなかったり、一度に複数の指示をされると
わからなくてパニックになったり、
大事なことでも抜け落ちてしまったりします。

これは脳のワーキングメモリの弱さなどが関係しているので、
簡単に改善できることではありません。
自分に合った対処法を身につけていくこと、
伝える側が工夫や配慮をしてあげることが大切になります。

例えば、
・指示は1つずつ出す
・優先順位や手順などは紙に書き出す
・何かをしている時には話しかけない
・テレビの音など余計な情報をなくし、
 こちらに注意を向けてから指示をする

こうした工夫で困難さが軽減したり、落ち着いて物事に
取り組めるようになってくるので、その子に合った方法を見つけ、
安心して生活できるようにサポートしていきましょう。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「前後カンガルー」をご紹介します。

ゴム紐と椅子などを使って、高さのある障害物を設置します。
この障害物の前に立ち、両足を揃えて紐に足が当たらないように
前後にジャンプして跳び越します。
指導者の「前」「後ろ」の指示に合わせて行なってみましょう。

ポイントは、障害物の当たらないこと、両足を揃えて跳ぶこと、
腕を振って一定のリズムで跳ぶことです。
前後のジャンプを繰り返すことで、足の指先の踏ん張り力や
腹筋背筋が養われ、判断力なども向上します。

後ろに跳ぶ時の方が引っ掛かったりバランスを崩しやすいので、
安全な環境設定と、苦手な子には指導者が手をつなぐ補助なども
してあげてください。

慣れてきたら、足音がしない静かなジャンプを目指したり、
「前・前・後ろ」と前後をランダムにしたり、
左右のジャンプを混ぜてみることで、考えながら動く力を
育てていきましょう。
この力が育つと、感情をコントロールする力も向上するので
日常生活でも役立つ力になります。

子ども達の状況に合わせて、楽しく提供してみてください。

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