2018年07月31日
ADHDでは頭や体の多動が強くて休み下手な場合があります。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム
ADHDの子ども達の中にはいつもアクティブで元気いっぱい、
でも休むのが下手、という子がいます。
頭の中にやりたいことが次々浮かんできて落ち着かなかったり、
常に動き回っているタイプでは他の人より体力の消耗が激しく、
気付いていないだけで本当は体も頭も疲れ切っている状態です。
本人の意識だけでは難しいので、心と体の休息の時間を
取れるように周囲がサポートしてあげる必要があります。
子ども達が心身の健康を保ちながらスムーズに成長していけるように
促していきましょう。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「平均台途中でタンバリン叩き」を
ご紹介します。
平均台を1本用意し、子どもはその上を横向きのカニ歩きで
歩いて進んでいきます。
両手はカニのはさみのように、顔の横でチョキにしておきます。
平均台の中央辺りで指導者はタンバリンを掲げておき、
子どもはタンバリンをタッチしてからまたカニ歩きで
最後まで渡っていきます。
タンバリンの位置は高くしたり低くしたり
変化させながら繰り返し遊んでみてください。
慣れてきたら横向きのカニ歩きではなく
体を正面に向けて歩いて行なってみましょう。
横歩きの時よりバランスが取りにくくなるので
バランスを取る力が向上します。
落下に備えて安全を確保しながら遊んでみてください。
ADHDのことをもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。