運動療育・運動遊び, 障がい者支援(接し方・教育を含む)

夏休みは生活リズムに気をつけながら療育活動で成長を促しましょう。 放課後等デイサービスの運動療育プログラム

もうすぐ夏休みです。
夏休みなどの長期休暇では、普段と違う生活になるので
生活リズムが乱れやすくなります。
生活リズムは一度崩れてしまうと元に戻すのは
とても大変なので、日々規則正しい生活習慣を心がけながら
夏休みならではの体験や経験を通して
子ども達の成長が促せると良いと思います。

こどもプラスの放課後等デイサービス教室でも
子ども達の困り事の軽減や生活面・学習面などのスキルアップを
目指して1人1人に合った療育支援でサポートしていきましょう。

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「障害物片足クマ」をご紹介します。

フープや縄などを使って簡単な障害物のあるコースを作ります。
子どもは片足クマ歩きでこのコースを障害物をまたいで
避けながら進んでいきます。

障害物に意識がいく余り、クマ歩きのポイントを
忘れてしまいやすくなるので、顔を前に向けること、
手をパーに開いてつくことをしっかり意識できるようにしてください。
途中からだんだん後ろに上げた足が下がってきてしまう子も
多いので、声掛けもしながら行います。

片足クマの動きでは腕の支持力と、足を上げることで体幹部分の
筋力をしっかりと育てることができます。
また、障害物があることで、どこに手をついて足はどこでジャンプすれば
良いかを常に考えながら動くことになります。
これは空間認知や身体コントロール力を育てることにつながり、
跳び箱や側転といった運動の上達にもつながります。

1人1人の段階に合わせて提供し、楽しく取り組める動機付けも
工夫しながら行なっていきましょう。